【200422】Fossbytesにてorchidの紹介

orchid

さて、orchidの公式Telegramから連絡がちょこちょこ流れてきています。

先日は、イーサリアムのほうで回線不調があって、orchidのサービスが一時的に利用不可能になっています、からの無事に復旧しましたまでTelegramでリアルタイムに通知が来ていました。

さて、今日の更新は何かというと、Fossbytesのほうで、orchidについての記事が紹介されているのでその紹介ということになります。

最近、自社のブログだけではなく、他の提携先の仮想通貨取引所だったり、セキュリティ関係のサイトだったり、マルチメディアに広がっているのを感じています。

ということで、海外サイトなのですが、記事の方を翻訳して紹介していきたいと思います。

元サイトはこちら
https://fossbytes.com/blockchain-based-orchid-vpn-buy-private-bandwidth/

Blockchain-Based ‘Orchid’ VPN Lets You Buy Your Own Private Bandwidth(ブロックチェーンベースの「Orchid」VPNでプライベート帯域幅を購入できる)

インターネット上で安全を確保することは、データを大量に保有する企業や、悪意のあるハッカーのおかげで、困難な作業です。安全を確保するために、ユーザーは仮想プライベート・ネットワークやVPNを使用して通信の足跡を隠すことができます。

しかし、最近では、VPNプロバイダーがあなたのデータを盗み見する可能性があるため、VPNでさえも安全ではないことがわかってきました。これは、VPNプロバイダーが世界の別の場所にある匿名サーバーの復号鍵を所有していて、そこからあなたのデータが転送されるからです。このような場合には、オーキッドのようなブロックチェーンベースのVPNを利用することで、完全なプライバシーを維持することができるのです。

OrchidはEthereumベースのVPN

Orchidは、世界中のサービスプロバイダーからプロキシ帯域幅を販売することで、分散型の仮想プライベートネットワークを提供しています。ユーザーは、Ethereumベースの暗号通貨であるOXTを使用して、必要な帯域幅を購入することができます。

オーキッドは世界中のVPNプロバイダーの集合体だと考えることができます。一つのプロバイダーに信頼を置くことなく、様々なVPNプロバイダーの助けを借りて、検閲不可能な匿名のネットワークを作るという考えです。

オーキッドの大きなメリットの一つは、サブスクリプションモデル(定額制)ではないことです。利用状況に応じて帯域を購入することができるので、従量課金モデルで動作します。

簡単に言えば、OrchidではVPNプロバイダのプールから帯域幅を購入することができるので、ストリームの一部だけがVPNプロバイダのサーバを通って流れていることを誰からも認識しないようにすることができます。

Orchidのコア機能はオニオンルーターやTORプロジェクトに似ていると言われるかもしれません。しかし、OrchidはTORネットワークが直面している問題点をすべて克服しようとしています。

TORの限界の克服

TORが特に苦しんでいる限界の一つは、トラフィックが複数のサーバを経由してホップするため、最終的に速度が低下してしまうことです。一方、Orchidはデータ転送速度に影響を受けないVPNネットワークを提供します。

CNETの取材に対し、Orchidの共同創業者であるスティーブン・ウォーターハウス氏は次のように語っています。”現在、私たちが得ている結果では、WhatsAppのビデオストリーミングのようなことが、2ホップ以上でもできるようになっています。”

TORのもう一つの制限は、主に安全なインターネット閲覧のために設計されているということです。TORはブラウザでのみ使用することを目的としているため、ビデオ通話やゲームのトラフィックを安全なネットワークに通すことはできません。

VPNを利用したOrchidのメリット

OrchidはVPNとして動作しますが、同時にそのデメリットも克服しています。

● 異なるプロバイダを経由してトラフィックがホップするため、より安全なチャネルを提供し、1つのVPNがネットワークの全体像を認識することはありません。

● オーキッドは、VPNを使用する最大の欠点の一つである「ラグのないネットワーク通信」を約束します。

Orchidはプライバシーの代替手段として有望なのか?

それは確かに、今日のインターネットの働き方にパラダイムシフトをもたらす可能性のある、プライバシーに焦点を当てた他のVPNの代替手段のように思えます。VPNから安全で検閲されていない帯域幅を所有することは、まるで名人芸のように聞こえます。

しかし、とげのないバラはありません。オーキッドには、それを完璧とは言えないものにしている独自の問題がある。同社はホワイトペーパーですべての問題点を公開している。

その仕組みやアプリのダウンロードについての詳細情報を得るために、Orchidのウェブサイトも参照してみてください。

おわりに

今回の記事を読んでいると、なかなかうまく特徴を表現している気がします。

今まで、他のメディアで紹介されている文章は、海外特有の比喩表現が多かったり、同じことの繰り返しだったりしたので、分量だけがやたら多く、なんだかなぁ、というような感じがしていました。

今回のこの記事は、的確に、最小限の文字数で特徴を効率的に紹介していると感じました。

しばらくは固定ページのオーキッドのところに今日の記事のリンクを参照しておこうと思います。

また、有用な記事が見つかれば、その都度更新をかけていきます。

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