さて、仮想通貨ビットコインにとって、また大きなイベントがやってきました。
そう。
3回目の半減期を迎えようとしています。
半減期とは、その瞬間を境目としてブロック報酬が半減するもので、今までで2回発生しています。
そもそもビットコインは、最初はブロック報酬は50BTCでした。
しかし、1度目の半減期でこの報酬が25BTCに半減し、2度目の半減期で更に半分の12.5BTCになりました。
そして、今回3回目の半減期を迎えると、報酬は6.25BTCになります。
半減期は、「予測されうる一定の減少率に従って」「一定のペースで発行される」という点で重要になっています。
ビットコインの場合は上限が2100万枚と決まっていて、32回目の半減期とともにその最大数が発行されたということになります。
これらをうまく組み合わせることによって、ビットコイン自体の価値も高まっていくという寸法です。
最初の半減期ではビットコインの価格は12ドル程度だったのですが、2回目の半減期では650ドルまで上がりました。
歴史的に見ると、今のところはうまく機能しているようにも見受けられます。
最近のビットコインの価格は8000ドル以上です。
半減期ごとに、文字通り桁違いに価値を上げています。
価値の上がり方は鈍化していますけれども、今回は新型コロナウイルスによる世界同時株安などの影響もあったりしたので、この影響がなければもう少し価値は上がっていたかもしれません。
話を戻すと、半減期が起こるペースは、210,000ブロックごとに起こることになっています。
現在ではすでに629900以上のブロックが作られており、半減期までのブロック数は100を切っています。
さて、一応歴史的には価値を上げてきたビットコインですが、直近の値動きはなかなか波乱万丈でした。
コロナショックで40万円台をつけた瞬間もありました。
しかし、すぐさま60万円台まで持ち直しました。
2週間ほど60万円台をウロウロした後、70万円台にようやく乗りました(3月下旬)。
ここからも長くて、60万円台の中でじわじわ上げ下げを繰り返し、安定して70万円台に乗せるのにまた2週間弱かかりました(4月上旬)。
さらに投資家に辛抱を強いたのが70万円台から80万円台までの3週間。
ただ、ここからの動きは比較的早くて、80万円台から90万円台はすっと1週間くらいで推移。
80万円台は細かいウロウロこそあったものの、大きな上げ下げはなく、1時間足で見ると比較的穏やか。
4月29日に一気に値を上げて90万円台に突入しています。
そして、そのままの勢いで4月30日には瞬間的に100万円も突破。
この10万円はわずか1日です。
1週間近く90万円台をうろうろしたあと、連休が明けて100万円台を突破。
数日間維持したものの、昨日(5月10日)に暴落。
瞬間的には80万円台にも逆戻り。
まぁでも、よくここまで持ち直したなぁ、という感じです。
歴史的に2度、40万円台から奇跡の復活を遂げているので、次もし40万円台に落ちるようなことがあったら、全力で買いにいきたいと思っています。
さて、ここ2ヶ月近くの動きも(感慨に浸りながら)復習してしまいましたが、半減期までいよいよ数時間。
今後の動きが楽しみですね。
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